【2019-20年末年始旅 .11】ポーランド クラクフのユダヤ人街 カジミエシュ地区 Kazimierz

「旧オスカー・シンドラー琺瑯工場」を見学した後、次はクラクフ初日にも少し行ったユダヤ人街のカジミエシュ地区へ行こうとトラム乗り場へ。
途中大好きな共産建築 Socialist Modernismが。こういう建築が大好きなのですが実は正式名称がわかりません。共産主義建築?社会主義建築?

Plac Bohaterów Gettaでトラムを待っていると向こうの広場に巨大な椅子がたくさん。
あとで調べたら  ゲットー英雄広場 Ghetto Heroes Square ポーランド語で Plac Bohaterów Getta トラムの停留所名そのままでした。
パブリックアートかと思ってしまったのですがもっと深いものでした。
ゲットーを強制退去させられたユダヤ人はこの広場に集められここから強制収容所に送られたそう。ますますもっと知りたくなりました。次回クラクフに来たときはこの辺りをもっと歩いてみたい。冬は灰色なのでやっぱり春夏秋ぐらいがいいのかな。

トラムを Miodowa 駅で下車。カジミエシュ地区に行くのに便利かなと思い。
真冬なので観光用の電動カートもたくさん走っていました。

ことりっぷとか女子旅をターゲットにしたガイドブックによく載っている昔のユダヤ人街を再現したエリア。Google Map なら HOLCER で調べるのが良いかも。
それにしてもカワイイ。ユダヤ人ユダヤ文化が大好きで興味津々なのでそれだけで惹かれます。

イスラエル料理のレストランの案内。エルサレムミックスなんてとても惹かれる。食事に関しては同行者がいたらいいなと思うことも度々。フォークミュージックもいいな。ユダヤ音楽なのかな。

12月31日の為、クローズしているスポットも多々あり。
モニュメントはポーランドの抵抗戦闘員のちのジョージタウン大学の教授 Jan Karski ヤン カルスキ
レムシナゴーグは内部が美しいので次回是非見てみたい。

ARIELはシンドラーのリスト撮影中にスティーヴン・スピルバーグ監督も訪れたそう。とっても高級な感じがするのでやはり旅の同行者が欲しいところ。

O Restauracji - Restauracja Ariel

スタラ・シナゴーグは博物館にもなっているので是非見たかったのですがここもクローズ。次回是非。クラクフにまた行かなくちゃいけない理由がどんどん増えています。コンパクトなのに色々なものが詰まった大好きな街。

難しいことは考えず、適当に気の向くままお散歩して自分が思うまま感じるのが旅の好きなスタイル。もちろん事前に調べたりガイドさんから聞いて思いが深まることもあるけれど。古そうな建物にダビデの星 戦火を逃れ昔からあるのかな等想像が膨らむ。

ノヴィ広場 plac Nowy
ザピエンカのお店や雑貨など色々なお店があります。そういえばものすごくお腹がすいた。

ナレシニキのお店発見!ホテルの朝食のNaleśniki ナレシュニキ(ナレシニキ )が工場で作られた感じでかなりいまいちだったので口直ししたくまずはナレシニキから。お店の名前は Val & Lili

思ったよりも小さいサイズだったけれど生地がちゃんとモチモチしてお店の優しいお姉さんが目の前で焼いてくれて塩キャラメルのナレシニキ(クレープのようなパンケーキ)美味しかった。極寒だったので店内で外を見ながら美味しいコーヒーとともに幸せなひとときを過ごしました。

ここはザピエンカのお店もたくさん。甘いスイーツのあとは塩味も食べたくなり

BarOko さんで一番オーソドックスな Traditional のザピエンカをいただきました。
注文してから作ってくれるので少々時間がかかりますが呼ばれるので大丈夫。バケットの部分はサクサク、マッシュルームとチーズとガーリックマヨネーズで絶品。また食べたい。

なんてことのない風景いいな。

1860年に作られたテンペルシナゴーグ

古い街を歩いていると石畳が気になります。アスファルトに舗装されていない石畳だとこれは何百年何千年もこのままなのかなと想像が膨らみ楽しい。
そして日本とは違う異国の街並みは眺めてただ歩いているだけで幸せ。

STARY SKLEP OLD SHOP
入店する勇気は無かったけれどポーランド、ユダヤの古いものがたくさん売っていそうです。店構えが素敵で。
ただGoogleの口コミが辛辣で面白いしここまで酷評ばかりのお店は初めて見たかも。他の口コミも面白すぎる。店主は魔女なのか?!

まだまだ見たいのだけれど冬のポーランドは暗くなるのも早いのでそろそろ次の場所へ向かおうかと。特に東ヨーロッパによくあるトラムやバス乗り場の近くの売店を見るのもとても好き。

カジミエシュ地区、個人的にユダヤ人ユダヤ文化に興味があることもあり行って良かったし春夏秋の明るい季節にもう一度歩いてオープンカフェでのんびり珈琲を飲んだりしてみたい。
トラムで次の場所へ向かいます。

~つづく~