【千葉県/松戸旅】常盤平団地のスターハウスを見たい!松戸市立博物館で団地の展示も。

最近何かのテレビ番組で昔の団地は人々の憧れであったというものを見たのです。
確か蓮根団地が紹介されていたような。
その番組をきっかけに世田谷の希望ヶ丘団地の内見も行きました。
エレベーターありの高層住宅のため団地感は無かったのですが
私の中で団地への興味は増すばかり。東ドイツのプラッテンバウも大好きですし。

お天気も良かったので小田急線、千代田線、常磐線、新京成線を乗り継ぎ
千葉県へのショートトリップへ行ってきました。
目的は常盤平団地のスターハウスと松戸市立博物館の団地の展示です。

旧公団の団地は駅から遠いところに多いですが常盤平団地は広大ですが
駅を出ると目の前が団地!素晴らしい立地です。

紅葉が始まっている並木道が美しい

最近、老後はどういうところに住みたいんだろう?と考えるようになりました。
並木道の左側は西友です。自然豊かでスーパーもある常盤平団地みたいなところも
良いのではと思っていたところです。

団地の前に私の好みなものがある!
こういうブルータリズムを感じるもの大好きです。

自然豊かで気持ち良い。
大好きな団地が周囲にたくさんあり一人大興奮。

団地団地と大騒ぎしていますが、幼少の頃、町田山崎団地の旧1街区に
多分3年ほど幼稚園の年少か年中の頃まで住んでいたので団地未経験では無いのです。
ただ住んでいた団地はその後父が叔母に譲り、その後建て替えで今は団地では無くマンションになってしまいました。

すっかりコミュ障な大人になってしまいましたが当時は団地内にお友達も男女ともに多く
楽しかった思い出しかないのです。計画道路とかもあったな。

お天気の良い日に団地を見に来て良かった。散策が楽しすぎる。

常盤平団地の標語的な看板があちこちに。
あいさつは幸せづくりの第一歩
みんなで創る「向こう三軒両隣」友は宝なり

向こう三軒両隣がどこまでを指すのかよくわかりませんが、
団地内でお友達を作り仲良くしましょう、宝ですということですね。

深夜急行バスのバス停名が「星形住宅」!!
新橋、有楽町、東京駅、京成上野からバスで一本でここまで帰れるのは便利。

団地内の商店街。レトロで良い!
旧公団は駅から遠い物件が多いけれど団地内にこういったショップアーケードがあるので
団地内でなんでも住んでしまうのですよね。なんだか懐かしい。

早速星形のスターハウスを見つけましたが大きな木に覆われています。
本当に自然豊か。

スターハウスをクリアに見ることができる場所に来ました。
これがスターハウス!全戸角部屋で階段は建物の中心。風通しが良さそう。

常盤平団地は棟数も多いけれど一棟一棟離れてゆったり建てられています。
ゆとりを感じる贅沢な空間だなと思います。

団地内の水遊び場そばにあったオブジェ。レトロで良い。

緑たっぷり。1960年入居開始とのこと。この木々もその頃植えられたのではと思います。
団地と共に育ってきた木々。感慨深いです。

元々このスターハウスを見たくて来たのですが、10棟はあるのかな
とにかくたくさんあるので安心して見放題。

夏は蝉が多いのか気になる所。
スターハウスの最上階から階下を見てみたい。見学会とかやってくれたらいいのに。
あと1泊8,000円位で宿泊・生活体験とかやって欲しい。

紅葉が美しい季節に来てよかった。

懐かしいジャングルジム発見。
歩いていると空いている家も目立ちます。
旧公団住宅は賃貸と分譲がありますがどちらなんだろうと調べたらUR賃貸を発見。

スターハウスも1ヶ月の家賃約60,000円で賃貸募集中。
確か審査を通るのに4倍の月収があれば良いんでしたっけ?それなら240,000円でOK。
私の今の勤務地豊洲までも1時間10分程、東京駅なら50分で充分通勤圏内。

間取りを見ると窓が6個もあり風通しが良さそう。
1ヶ月ぐらいお試しで住んでみたい!!
UR賃貸様、宿泊・生活体験の企画お願いします!!

常盤平団地でこんなに秋を感じるとは思わなかった。

この美しい街並みいつまでもこのままであって欲しい。

スタンダードな団地も可愛い

美しいけやき並木を駅の方に戻ります。

常盤平団地を見に来てよかった。また来てしまうかも。
松戸市観光協会のHPにも観光スポットとして常盤平団地が載っているので来て良いのですよね。
常盤平団地・星型住宅 Tokiwadaira danchi, star shaped appartments と紹介されています。

西友のすぐそばの建物。昔住んでいた町田山崎団地もこんな感じだった記憶。
懐かしすぎて嬉しい。そうそう、トイレの窓が小さかったのが特徴。

駅前のドトールで休憩。おそらく団地の住民と思われるシニア世代の女子会が開かれていて
喋る喋る・・女性はマシンガントークですね。。
90数歳の方のお誕生日会も開かれていました。
ただ会話の内容が孫自慢のマウント気味で若干怖いなとも思ってしまいました^^;
私も弟も子供がいないので孫を見せてあげられなくてごめんなさいと両親に心の中で謝りました。

休憩の後は松戸市立博物館へ向けて歩きます。
途中にあったつつじ公園は昭和36年4月開園→1961年開園ですね。

道中も東京の自宅近辺では見ないものが多く楽しめました。
京葉ガスの施設。この中にガスが詰まっているのかしら?巨大で凄い。
そして自宅近辺は高架式で線路は上。
歩いているすぐ横に線路があって電車が走っていることに感激。

常盤平団地から歩いて20分ほどで20世紀の森と広場に到着。
ここに松戸市立博物館があります。

松戸市立博物館

入館料310円、写真撮影OK。
縄文土器のような展示がたくさんありましたが、あまり興味が持てず
私の興味は団地の展示の「住宅都市への変貌」のみ。

昭和の団地の再現が素晴らしい!一人大興奮。
白い電気鍋(炊飯鍋?)は台湾の大同電鍋にそっくり。自宅に所有しているので全然古く感じない。
ガスは何だか怖い。このガス管穴があいたりしなかったのかしら。

キッチンはそんなにレトロを感じないけれど冷蔵庫が可愛い。

リビングと子供部屋?何だか普通だわ。

この間取り、今でも全然OK。

トイレ・バスルーム。木製のバスタブはすごい!お湯が柔らかくて気持ちよさそう。

この団地の展示で一番素晴らしいと思ったのが入り口。
昔住んでいた町田山崎団地もまさにこんな感じだったから。
位置も2階で階段上がって右側で全く同じ!

確かこのドアの横の穴があいたポストみたいなのは牛乳配達の人が
牛乳を入れるのでしたっけ?
うちは頼んでいなかったけど近所で頼んでいる人がいたのを遠い記憶で。

幼少の頃の記憶だけど階段が狭かったのを体でものすごく覚えているのです。
もう懐かしすぎて発狂しそうになりました。
雪の日にこの階段にも雪が積もり転がって遊んでいたら近所の方が声をかけてくれたり。
幸せな時代だったなと思います。

ポストがまた「そうそうこんな感じ!」と大感激。
各自で南京錠やダイヤル式の鍵を付けていました。
本当によくできています。

バイクがまた良い!ダストシュートは無かったな。衛生的に大変なことになりそう。

小さい窓とかもう涙が出そうなくらい懐かしくて子供の頃の記憶がよみがえりました。

最後にまた2階まで下から上がって名残惜しいけれど団地の展示を後にしました。

そとに出たら森の中に竪穴住居。中にも入れるようになっており人がたくさんで
写真は控えました。
今個人的に引っ越し先の家を探しているのですが、案外こんなシンプルなのでも充分ではと思っています。トレーラーハウス生活にも憧れています。

森と一体化していてすごい。

そういえばリフレクションが綺麗な池をSNSで見たのでぜひ見たいと下に行こうと思ったら
本格的な山道。休日に自然に触れるのは大事だなとこのショートトリップで思いました。

意外とあっという間に山道を抜けられて良かった。
右の赤いのはコキア?丸くないけれど。

お天気が良くて気候も涼し目で秋最高!!

千駄堀池

この白い煙は幻想的な霧を演出しているようです。

20世紀の森と広場から、帰りは路線バスで八柱駅まで行き
新京成線→JR常磐線→千代田線→小田急線と乗り継いで帰宅しました。

初めての千葉県松戸旅、団地と美しい自然を堪能でき大満足です。
千葉は東京から近いのに自然豊かで素敵な場所でした。

21世紀の森と広場

~おわり~