中国・北京首都国際空港での乗り継ぎに一苦労

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たまたま見つけた中国国際航空(エアチャイナ)の

羽田ーシンガポール行き往復25,000円の航空券。

北京乗り継ぎでシンガポールには朝6:30着。

機内泊で時間も有効に使えていいじゃない!と思ったら

北京での乗り継ぎが大変。

まずはこの「24時間以内の国際線乗り継ぎ」カウンターで

今まで乗ってきた飛行機の航空券とこれから乗る航空券と

パスポートをチェックされます。

係員も4人しかいなくて列が進まない上にやたらと綿密にチェック。

(夜通ったときはなんと係員1人だった。もちろん長蛇の列)

 

この航空券とパスポートチェックがようやく終わったと思ったら

階段を降りるとセキュリティチェックのための長蛇の列・・。

もうただただ唖然。

乗り継ぎ時間1時間30分あったけれど乗り遅れるかと思いました。

 

セキュリティチェックはトランジット客だけでなく

一般の出国客と一緒なのでさらに長蛇の列。

トローリー有、無で列が分かれていました。

キャリーバッグを機内持ち込みにしなくて良かった。

 

そしてこのセキュリティチェックがとても厳しい。

最近は液体ではなくバッテリーがポイントのようですね。

カメラ、携帯、パソコン、バッテリーはバッグからトレーに出して

X線のチェックを受けなくてはいけないのですが

カメラの小さい予備バッテリー、携帯の予備バッテリーもNGで

3回もやり直しさせられました。

危険な某国のトップに顔が似た中国人係員(男性)もキレ気味で

「Power(パウワー)!」と本当に憎たらしい発音で大声で叫んでいました。

あーー思い出すだけで殺意を感じる(笑)

 

結果、北京のセキュリティチェックでバッグの中に残っていたのは

アイマスクとマスクとイヤホンのみ。

もうこれなら「バッグの中身は全てトレーにお出しください」と言ったほうが

早いのでは?と思いました。

この進まないセキュリティチェックに大激怒している中国人のおじさんがいて

なんとX線を通すセキュリティチェックのトレー(大)を係員に投げつけて

女性係員と大喧嘩スタート!!

中国の女性って強いですねー。見ている分には面白かった。

でもおじさんの気持ちもわかります。

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この一連の手続きを終えて1時間10分経過。

乗り継ぎ時間1時間30分とはいえ、次の飛行機の搭乗時刻は

出発時刻の30分前。

すでに搭乗が始まっている時間でした。

空港も広いしラウンジに行くなんてとても無理。

ラウンジ行きたかったなあ・・

COSTAでペリエを買ってボーディングゲートに走るのが精いっぱい。

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帰りは乗り継ぎ時間が2時間15分ありましたが

それでもラウンジに滞在できたのはたったの20分。(お店を見る時間ゼロ)

 

また同様に航空券&パスポートチェックの長蛇の列に並んだあと

更に長蛇のセキュリティチェックの列に並びました。

もう帰りは北京のコツをつかんでバッテリー類は全部出して並べておき

1回でOK。

それでも非常に時間がかかり北京での乗継ぎ手続きには「1時間15分」は

かかるのだと学びました。

 

セキュリティチェックはわかるけれどこんなに時間がかかる空港は

今までの旅で初めて。

次回から北京で乗り継ぎするなら3時間以上がいいなと個人的には思いました。

空港大好きなのでラウンジでのんびりしたい、お店も見たいので。

ただエアチャイナは機内でフライトモードでもスマホを使えないので微妙ですが。