ドイツ・ベルリンでスリに財布を盗まれて初めて海外旅行保険を請求しました。
いつも旅に行くとき、海外旅行保険は特に加入していません。
アフリカや中東、アジアの奥地なんかに行くときはまた考えると思うけれど
観光地ならクレジットカードに付帯されている海外旅行保険のみです。
所持しているクレジットカードの中で海外旅行保険が充実してそうなのが
楽天プレミアムカードとUCカードPRIZE。
楽天は年会費払っているけれどUCプライズは勤務先経由で加入したので
ゴールドだけど年会費無料。しかも今まで買い物などにも使ったこともなし
(別のカードでマイレージ貯めてるので)
それなのに今回の旅でマスターカードを緊急再発行してベルリンのホテルにすぐに届けてくれたりお世話になりっぱなし。
そして海外旅行保険も請求させていただくことにしました。
引き受け会社は損保ジャパン日本興亜。
コールセンターに電話したら盗まれたときの状況を電話で10分くらいヒアリング、
一週間くらいで書類を送るので領収書があるものは添付、ポリスレポート(盗難証明)と保険金請求書を返送するように言われました。
【盗まれたもの】
★財布
現金200ユーロ
日本円9,000円くらい
会社の自分の名刺(セキュリティカードを忘れたときに警備員さんに見せるため常に所持)
■健康保険被保険者証
■PASMOの定期券
クレジットカード複数枚
■プライオリティパス
銀行のキャッシュカード複数枚
■TSUTAYAの会員証
★ベルリンのバス・電車7日間パス
病院の診察券、各種ポイントカード
※★=保険請求可 ■=再発行手数料を請求可(貯まっていたポイントは対象外)
他にも盗まれた財布に入ってたかもしれないけれど、その時の私はなんでも財布に
収納癖があったので記憶に無し。
財布は領収書も箱も何もかもありませんが、買ったお店、税込みの値段、買った年月日、
商品名を詳しく書いて出したらOKでした。
当然ですが現金は対象外。もう本当に現金なんて降ろさなければよかったと悔やまれます。
切符系は領収書か無ければ切符そのもの、それもなければ状況を紙に書けばOKでした。
請求した結果、お財布(買った年より1年ごとに10%の減価償却し算出した額)、
ベルリンの7日間パス、定期券や会員証の再発行手数料が保険で補償され
自己免責額3,000円を差し引いた金額が口座に振り込まれました。
ただ不思議なのがPASMOの再発行手数料(確か1100円くらい)は補償されるのに
銀行のキャッシュカードの再発行手数料は保険対象外。
TSUTAYAの再発行手数料が補償されて銀行のキャッシュカードの再発行手数料がダメなんて・・
その基準が良くわかりませんでしたが何かあるのでしょう。
あと「自己免責額(自己負担額)3,000円」
3,000円もあるなら自己免責がない海外旅行保険に加入できてしまうので
所持しているクレジットカードに自動付帯されている保険がすべて自己免責有で
度々盗難に遭うならバラ掛けで海外旅行保険に入ったほうがトータル的に得だと思っています。
※2016年3月12日に損保ジャパン日本興亜の「off!」のシュミレーション結果
(治療費用(500万円)※必須)+(携行品損害20万円の保険料)=1,490円
初めて海外旅行保険を請求しましたが意外と簡単。
韓国・台湾ぐらいならクレジットカード付帯でいいかなと思いますがヨーロッパは今後は
バラ掛けで行こうと思います。
請求体験「その1」があるので「その2」もあります。