【東京・森美術館】藤本壮介の建築:原初・未来・森~大屋根リングの模型を見て万博ロス再燃

先週、六本木ヒルズ・森美術館で開催中の「藤本壮介の建築:原初・未来・森」へ行ってきた。
アルバニア・ティラナのオブジェでSou Fujimotoの名前を知り、大阪・関西万博の大屋根リングが公開された時「あれ?ティラナで見たのと似てない?」と思ったら同じ建築家のものだった。

元々建築を見るのが大好き。今まで旅した街の中で建築が楽しめる街というとオランダ・ロッテルダムが一番に浮かぶ。
そして共産圏建築、社会主義国家の建築、Socialist Modernismも大好き。

建築物をただ見るのが好きで専門的な知識は無いのだけど。

森美術館は久々。前回来たのはミュシャだった気がする。

入り口にミャクミャクがいた。

まず入ると藤本壮介氏の今までの構想を含む建築の模型が多数。
これがもう本当に楽しかった。何時間でもいられる。

台湾カフェ

何か忘れたけど、私こういうのが好きで。

サバ川沿いこの素敵な建築合うと思う。すごいなぁ。
セルビア・ベオグラードも好きな街。

せとの森住宅 可愛い。コンパクトな家に住みたいと最近妄想している。
ただ毎朝朝陽が見たいから高層階にも住みたい。

ニューヨーク近代美術館所蔵 Architecture is Everywhere

これが私が藤本壮介の名前を初めて知った作品。オブジェなのか建築なのかわからないけど、とにかく素敵。

サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013

そう、これ素敵なんです。

私が見たのはロンドンで公開されたものをアルバニア・ティラナに移築したもの。

2018年のアルバニア・ティラナで見た”The Cloud”
夜はライトアップされ、皆が思い思いに過ごしていて楽しそうだった。

9月の昼間は暑すぎて日中外に人は少なかった。The Cloudも誰もいなかった。
ティラナは夜の方が活気があった。暑い国、街はだいたいそう。

子供が怪我をしないよう大人はちゃんと注意してね、の看板。

散策中にたまたま発見し、Sou Fujimotoの名前を見て日本の人の作品なんだ、すごいなと思った。

皆が思い思いに過ごして楽しめるもの。大屋根リングに通じるものがあると思った。

展示に戻り、「ハンガリー音楽の家」は見に行きたい。

もうこういう模型を見ているだけでワクワクする。

ただ気になったのは小さいお子さんを連れてきている方がいて、そのお子さんが模型の人や物を勝手に動かして遊んでいた。。
係員の人が複数駆け付けていたけれど、おもちゃでは無いのでじっとしていられない子供にふさわしい場所ではないと思う。

ハンガリー行く!!

群馬県の白井屋ホテルも見に行きたい。

深圳博物館新館

緑と融合した建築も好き

もう本当に楽しくてワクワクする空間。

はたけのリゾート 燦燦Villa

2025竣工予定ということは、これから出来るということね。
淡路島にこんなに素敵なところがあるなんて。

はたけのリゾート 燦燦Villa
淡路島の自然に寄り添う「はたけのリゾート 燦燦Villa」で、農ある暮らしと建築美を体感。国内外の建築家による全10棟のヴィラで過ごす特別な時間。旬野菜の美食体験と心満たすファームステイを。

年表も面白かった。

あわいの図書室

間(あわい)をコンセプトとするブックラウンジ。椅子1つに1冊の本が設置され自由に読めて休憩もできる空間。

夜景が綺麗だろうなぁ。

今一番見に行きたいのはハンガリーの家だけど、他にもこんなに素敵な建築・作品が世界中にあるのかと思うとすごい方だなと思う。

そして大阪・関西万博の大屋根リングの5分の1部分模型。
これ目的では無かったのだけど、これ見たら万博の楽しかった思い出が蘇り、万博ロスが深まり加速した。
もう万博が恋しくて堪らない。

中も順路に沿って歩ける。

万博開幕の4月に戻りたい。

このカーブ感、実際の大屋根リングと同じで懐かしすぎて。

遠くから撮るならOKのエリア。
写真1枚をフォーカスして撮影は禁止だけど遠くから全体を撮るならOKのエリア。
大屋根リングの写真集が欲しいぐらいの私はこの空間にも大感激。

懐かしすぎる。万博には3回しか行けなかったけど、本当に行けて本当に良かった。

半年間休職して万博に通いつめたかった。

実際の大屋根リングの大きな写真

私が見たかったけれど見られなかった風景の一つ、大屋根リングと夕陽。
3回とも曇っていて3回目なんて雨だった。
素敵すぎる。大屋根リングを壊す前に好きなだけ撮影してOKの日を設けて欲しい。

そして想像以上に面白かった「ぬいぐるみたちの森のざわめき」
藤本壮介氏の建築物がぬいぐるみになり、各々の特徴を交えおしゃべりする。
ぬいぐるみを使った演劇型インスタレーション。

これが可愛い上に会話の内容も面白くて。ぬいぐるみたちのうなずく動きも可愛かった。
手前の丸い子は大屋根リングさん。

ぬいぐるみたちのプロフィール。全員分撮れば良かった。
例えば、ハンガリー音楽の家さんは自由人、アートやお酒が好きなんだって。

カワイイ

9つの建築のぬいぐるみが登場するので、このとき3人は横で控えていた。

ぬいぐるみたちの動きがあまりにも可愛くて、見ていたおじさまが一緒にまねしていた。

宮城県の音楽ホール兼震災メモリアル「仙台市(仮称)国際センター駅北地区複合施設」の紹介。
2031年竣工予定とのこと。完成したら行きたい。

未来の森 原初の森—共鳴都市 2025

最後にショップ。ポストカードや万博の建築を特集したCasa BRUTUS 万博と建築 など魅力的な書籍も多かった。

最初から最後まで興味深く、見ていてワクワクする展示ばかりだった。
建築家ってすごいな、藤本壮介さんはすごいなとより深く知ることが出来て良かった。

会場内にいくつか藤本壮介氏のインタビュー映像が流れている場所もあり、それも良かった。
人と人をつなぐ建築、いいなあ。

そして今後の旅先候補がますます増えた。
建築はやっぱり奥が深いし面白い。

藤本壮介の建築:原初・未来・森 | 森美術館 - MORI ART MUSEUM
現代アートを中心にファッション、建築、デザイン、写真、映像など様々なジャンルの展覧会を開催。
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