【台湾旅.9】朝5時30分から45分並んだあとの阜杭豆漿は体に染みわたる美味しさ

翌朝5時に起き急いで身支度をしてホテル向かいの阜杭豆漿へ向かいます。
横断歩道渡ってすぐ。
お店のオープン時間と同じ朝5時30分にすでにこの行列。日曜日の朝です。
以前1度行ったことがありお店は階段を上った2階。
2階のガラスのところにはすでにお食事中の方が複数見えます。出遅れました。

台北101が美しい。

華山市場のお店のラインナップ。

私も並びます。この時間はまだ日本人は少ないみたいで日本語はあまり聞こえて来ず、
1人で静かに並んでいる方が多数。良かった。

福記餅点も美味しそう。

牛肉麺も美味しそう。阜杭豆漿はフードコートにあるのでイートインの席は色々なお店の共通。

階段の始まりのここの時点で5時51分。
初日の台北駅近くのクリスピードーナツ店のようにずっと列が動かないということは無く、
少しずつでも進むので並んでいても全く苦ではなく。
むしろワクワクして並ぶのも楽しい。

楽しみー♪前回は朝5時台のタイガーエア台湾で8時台に桃園国際空港に到着し、そのまま朝食を食べに阜杭豆漿へ行きました。前回2016年で8年振り。時が経つのが早すぎる。
やりたいことはやらないとあっという間にあの世へ行きそう。ドイツに1年でいいから住みたい。

台北の朝食屋さん~阜杭豆漿(フーハンドウジャン)
昨年から急に台湾にはまり始めました。 きっかけはいつも見ている4travelの旅行記で「LCCで日帰り台北!」という旅行記を見たから。 羽田からLCCが就航していたのを知らず、しかもそれがとても良い時間帯(朝5時台発) 早速私もピーチを予約...

8年前の旅行記を見ると食べたいものをメモ帳に書いて渡していたようですが、今はそんな面倒なこと全くしてません。メモ帳を持ち歩くとバッグの中でグチャグチャになるタイプ。
何度も台湾に行くうちに台湾語の単語もわかるものが増え、だいたい適当で伝わります。

この注文の仕方の案内もなんてわかりやすいのだろうと自分の進化に驚く。

STEP1 イートインかテイクアウトか
STEP2 豆乳系メニューの注文
STEP3 豆乳系以外のメニューを注文
STEP4 お会計 台湾ドルの現金のみ

ホテルは目の前だし外帯(テイクアウト)のつもりで来たのですが、これだけ席があればここで食べられそうじゃない?と思いイートインに変更。

並んでいる時に取って見られるメニューも写真付きでわかりやすい。

注文するものは決まっているのです。
豆漿(トウジャン)の冷たいもの。ほんのり甘いはず。

鹹豆漿(シェントウジャン)塩味のスープ。中にザーサイ、干しエビ、油條なども入っている。
熱々を久々に食べたい。

蛋餅(ダンピン)
モチモチの生地が好き。台湾の朝食屋さんで絶対注文している気がする。

飯糰(ファントァン)
数年前、初めて台湾でおにぎりを食べて「もち米なの?美味しすぎる!」と美味しさを知ってしまった飯糰。もち米も日本のとは違い長米種。中にザーサイや肉鬆、油條などお店によって違う具が楽しみ。
サイズも大きいので今回は日本に持ち帰る用に購入。

撮影禁止ではなく「フラッシュ撮影禁止」。なんて寛大なんだろう。
店員さんが窯に入れてる!!胡椒餅と同じ窯だ。

窯の内側に貼り付けて焼けていくなんて不思議だけど面白い。
インドのナンも同じかな。

焼きあがったものがカゴに。焼きたて熱々で絶対美味しいだろうな。
ほんのり甘い温かい豆乳に浸したら美味しそう~。

成形。

油條(揚げパン)もたくさんある!油條は何に入れても美味しいと思う。
美味しいものが多すぎてしばらく台湾に住みたい。

やっと注文。この時点で6時10分。並び始めてから40分。
作っているところも見られたりで全然苦ではなくむしろ楽しい。1人でも。

トウジャン、シェントウジャン、ダンピンは口頭で注文出来たけど、
「飯糰(ファントァン)を度忘れし番号46(フォーティーシックス)と注文したけど優しいおばちゃんに問題なく伝わりました。シェントウジャンはパクチーいるか聞かれ大好きなので入れてもらいました。

こんなに混んでいてミシュランビブグルマン(Bib Gourmand)にも掲載されたお店なのに
店員さんの手際の良さと台湾語を話せない外国人への対応も優しくてますますファンになりました。


店員さんが注文の始めにアジア各国の「こんにちは」に該当する挨拶を超早口で言っており、反応する言葉でどの国の人か判断しているようですごいなと尊敬。

幸運なことにちょうど窓際が開いたので着席。6時15分。
並び始めてから食べ始めるまでに45分でした。45分も並んだ感じがせずむしろ非常に楽しかった。

見るからに美味しそう。45分並んだあとの鹹豆漿は本気で体中に染みわたりました。
美味しすぎる!!

スープ透明だったっけ?と思いましたが日本のKALDI(カルディ)に売っている豆乳で作るラー油が入った感じのものと混同したようです。そもそもこちらが正しい鹹豆漿。

塩味のスープに小エビ、ザーサイ、ネギ、サクサクの油條で一口一口が幸せを感じる美味しさ。
毎日食べたい。

飯糰。お米がぎっしり。ビニールでラッピングされているのでこのまま持ち帰れて便利。
日本のもち米と種類が違うのでベタベタしないけれどくっついており、ずっしり食べ応えがあり、
一口ごとに色々な味がして大好き。

蛋餅(ダンピン)。以前食べた時は特徴を感じずよくあるチェーン店のような記憶だったのだけど、
こんなに美味しかったっけ?と生地のモチモチ具合に感激。
醤油みたいなトロッとしたタレがまた美味しく玉子焼きとも合う。
サイズもほどよく小ぶりで飽きずに食べられ、むしろもう一個食べたいと思いました。

豆漿(トウジャン)の冷たいものは紙カップで提供されこちらも持ち帰れるので便利。
冷たくてほんのり甘くて美味しいー!
日本で豆乳は苦手で飲まないのだけど、台湾の豆乳は日本のスーパーマーケットに売っているものと全く違いクセが無くサラッとしていてむしろもっと飲みたいと思ってしまう不思議な飲み物。

残りはホテルに持ち帰りました。

食べ終わり向かいのホテルに戻る時も列がスーパーマーケットの方まで伸びていました。

台北101再び。
この時6時40分くらいで道路もすいている。

ホテルのお部屋からも行列の様子が見えます。

日曜日の阜杭豆漿は開店時間5:30に行っても既に遅いことがわかり
並ぶのが苦ではない私は次回も5:30頃から並んで店内で熱々できたてのお料理をいただきたいなと思いました。

次回は窯で焼くメニューを食べたい。

早起きは三文の徳を実感する朝。
朝から美味しい朝食を食べられ幸せでした。
またこのホテルに泊まろう。

~ つづく ~