【ハルビン】龍門貴賓楼酒店(旧:哈爾濱ヤマトホテル)に宿泊(お部屋と館内)

私の祖父母は満州からの引揚者で両親ともに満州生まれです。

(両親ともに1946年生まれのため満州の記憶は全く無いそうですが。)

初めてのハルビンでどこに泊まろうか迷ったのですが

もしかしたら今後無くなってしまうかもしれない歴史的建造物に泊まろうと思い

ハルビン駅前の「龍門貴賓楼酒店」にしました。

 

Expediaなどの大手サイトからは龍門貴賓楼酒店は予約できず

私は「楽旅中国」さんから予約しました。

404 - 孀音欺猟周賜朕村。

クリーム色の外観

歴史を感じる回転ドア。

1903年に東清鉄道ホテルとして開業。

満鉄が所有しハルビンヤマトホテルとしては

1937年から1945年までの営業。

ただいま2018年。

2018-1903=115年。すごい歴史です。

クラシックな高級ホテルかと思ったらそうでもなく

気軽です。

チェックインカウンターは入って右側にありました。

英語はほぼ通じませんが何とかなるものです。

バスに乗りたかったので10元を1元札10枚に変えてもらうことも

通じました。

ホテルは2階建て。

大理石の階段をのぼります。

振り返る

ステンドグラス素敵です。

階段をのぼると地球儀

ふかふかの絨毯が気持ちいい

2階の廊下

屋根は自然光で照らされています。

(夜は暗くてこの模様は見えなかった。)

221号室に宿泊

入り口から

ベッド

清潔感にあふれています。

テレビ

電気ケトルとミネラルウォーターあり

お茶セット

眺望

紅軍街側です。

冷蔵庫

自分でコンセントを入れスイッチを入れました。

クローゼット

スイッチ類は曲がっています。

カードキーを差し込まないと電源が入らない仕組み

バスルーム

どれも標準的な綺麗さ

歯ブラシとクシ

シャワーキャップ

シャンプー、ボディソープが無いなと思ったら

なんとこれのようでした。。

怖いけどたった2泊で買うのも面倒なので使いました。

激しく骨が曲がっています。

お部屋は全くテンション上がりませんが、

このホテルは1階が素敵です。

ホテルの歴史を紹介する資料

この左手にホテルの模型あり

(なぜか写真に撮らなかった。)

1階は本当に素敵!!

トイレ

一つ一つ名前のプレート

有名人、著名人が訪れた際の写真もたくさん飾られています。

ドアも歴史の重みを感じます。

レストラン

隙間から

2階へ行く階段が素敵

このドアの先は新館と共有のレストラン

素敵という言葉しか見つからなかった。

1903年からある回転ドア

夜も素敵です。

歴史建築 HERITAGE ARCHITECTURE のプレート

1901年始建 1903年落成

車寄せの屋根はステンドグラス

このランプがとても好きで。

細かいところまで素敵だなぁ

ロビーから2階へのこの大理石の階段

1901年に建てられてから一度も大きな改修を

していないとのこと。

そう言われるとますます愛おしい。

北満鉄路理事会時代のヤマトホテル

 

歴史的建造物を2泊3日堪能出来て良かった。

そして今後もいつまでもこの歴史的建造物を残して欲しい。

ハルビンの激動の歴史を見てきた建物はすごいなと思います。